夏休みこそ!子どもに教わるマインドフルネスな時間。

夏が始まった

ここ数年、ビジネスの世界でマインドフルネス瞑想やヨガが流行っています。
 
googleが社員研修として取り入れられたことが大きな影響を与えているようですが、
ひと昔であれば怪しい…と嫌煙されそうなことが、ひとつの手法として市民権を得つつある姿に、時代の流れが変わってきているのを感じています。
 
そういうわけで、わたしも挑戦してみたのですが、
ほとんど座ってじっとしている時間のない母親としての生活。
座って静かにする=ほぼ100%の確率で眠ってしまうので、今はバス待ちなど、待ち時間や家事時間に今の感覚に意識を向けて集中する程度。でも、確かに気持ちのリセットできていい感じです。
 
さて、子どもの生活は、先のことは見えていない、今の遊びがすべての世界。
 
ビニールプールで、ひたすら水をあっちからこっちへと移動させたり、延々と水のしたたりを観察している様を見ていると、よく飽きないなあ(笑)とほほえましく思う一方で、
 
もしかしたら、これこそが大人がわざわざいろんな瞑想法を使って習得しようとしている「マインドフルネス」な状態、そのものなんじゃないか、と気づかされました。
 
 
マインドフルネスとは
「今現在において起こっている内面的な経験および外的な経験に注意を向ける心理的な過程である。(中略)今この瞬間の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることであるとか、特別な形で、意図的に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことであるといった説明がなされることもある。」
(Wikipediaより引用)
 
要は、これが正解!あれは無駄!とか決めつけずに、ただ目の前のことや感覚を味わうこと。
→まさに、食事の時間や片付けも考えず、ひたすら遊ぶ子どもそのもの 笑。
 
 
そして、ヨガ。
これも、なぜかソファーの背もたれに背を乗せ、体を弓なりに反らせながら逆さになって本を読む子どもを見ていると、
お行儀が悪い!と注意したくなる傍ら、これも凝り固まった体を調整する自然の動きなのか…と思い直したり。
 
なにより驚いたのは、子どもが疲れてリビングの長イスで、寝てしまったことがあるのですが、
その時の姿がまさに、ヨガの子どものポーズ(休憩のポーズ)そのまんま!
 
とても感動しました。
 
子どもはもしかしたら、生きるのに必要なことをちゃんと持って生まれてきているのに、
大人の方が社会に合わせるために(それも必要なのですが)、失わせていることもあるのかもしれません。
 
長い夏休み、園や学校から「規則正しい生活習慣を!」とのお達しもありますが、
大人の方も、ときには子どものマインドフルネスな生き方に教わって、
体を伸ばしてゆったりと、ただ「いま・ここ」を味わうだけの時間を過ごすのもすてきだな、と思いました。
 
既に真夏の陽気が続いていますが、どうか楽しい、すてきな夏休みをお過ごしください^^
 

夏が始まった

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