お久しぶりです^^
気がつけば秋?不安定な天気の日が続いていますが、今日は、子育て中のママにシェアしたいなーという動画を見つけたので、ご紹介したいな、と思います☆
ママの思春期「マトレセンス」とは?
子育ては、学びの連続。
「育児は育自」なんて言葉もありますが、子供と過ごす日々は、発見と挑戦に満ちていて、忙しくも鮮やかな学生時代のようだな、と密かに感じていました。
毎日やらなければいけないことがあり、働いたりもするけど、仕事だけ頑張るわけにはいかなくて、いずれ終わるけど、今すぐ終わらせることはできない。
そのもどかしさは、学生時代に感じたことがあるものでした。
そんな最近、TEDでこんなスピーチを見つけました。
このスピーチは、出産することで母親の体が急に変化する一方、個人としての感情は押しのけられて、思春期のような葛藤が起こる、という内容です。
英語で思春期は「アドレッセンス(adolescence)」といいますが、このスピーチでは、こうした母親の葛藤を「マトレセンス(matrescence)」と呼んでいます。そして、こうした葛藤は病気や恥じることではなく、ごく自然なことなのだと訴えていました。
「マトレセンス」と名を知ることで救われる
子どもを産んで、親になるのは男性も女性も同じですが、このホルモンの影響から「思春期」を再び経験するのは、女性だけです。
産後は負担がママに偏りやすい時期ですが、夫婦関係においても、女性だけが「思春期状態」になってしまうことを知っておくことは、お互いの立場の理解に役立つかも?と思いました。
我が家は、二人目がもうすぐ小学生。母親としての変化した体も元に戻ったはずですが、個人としての感情の綱引きはまだあります 笑。
もちろん、産後に比べればずっとマシですが、こうした心の揺れ動きは、子育てを「卒業」するまで、続くのかもしれません。
日々の子育ては、本当に、誰にとっても大変です。子という鏡を通して、自分の嫌な面を見せつけられたり、目を背けてた未熟さに向き合わなきゃいけなかったり…。
でも、青春の鮮やかさは、こうした気持ちの揺れ動きがあればこそ。子育て期が人生二度目の長い「思春期」だとすれば、今は青春真っ盛りとも言えるはず。
もしかしたら子育ての卒業なんてないのかもしれませんが、それはそれで、一生青春できる…!?…とちょっと前向きな気持ちになれます^^
「マトレセンス」からはじまる、第二の青春。
喜怒哀楽という言葉があるように、全ての感情はいつもセット。マイナス感情を感じないように心を閉ざせば、喜びや楽しみも感じにくくなるそうです。
第二の青春で起こる、子どもと自分の間での葛藤は、怒りや悲しみをもたらすことも多いですが、そうして強い感情を味わっただけ、子どもと過ごせる時間の楽しさや、成長の喜びも大きく感じるはず。
わたし自身、子育てだけでなく、仕事や趣味として触れるものも、より彩り豊かに感じられるようになったと思います。
写真は台風15号の翌朝、家の前に落ちていたコブシの実。
青いまま落ちても、ほおっておくと自然に皮が破れて実が出てくるのが不思議で、見つけるといつも、つい拾ってしまいます。
子どもを産む前は、こうした小さな発見に目を向けることは、ほとんどありませんでした。これも「第二の青春」の恩恵です。
TEDのスピーチは、勇気付けられるものが多く、子育ての息抜きや気分を上げるのにもぴったり^^
上の動画はクリックで再生できます。もしよかったら見てみてくださいね♪