何かあたらしいことを学びたくてウズウズしている方へ。仕事にもプライベートにも役立つスキル「写真の撮り方」で、文字通り現実を書き換えてみませんか?

「リスキリング」や「スキルアップ」などの言葉が飛び交う昨今、人生中盤での学び直しが注目されています。

SNSの普及などもあり、仕事のなかで写真を使うことが増えてきました。また、副業あるいはキャリアチェンジ先としてフリーランスのフォトグラファーも人気です。

そんななか、なにかあたらしいスキル、できれば汎用性のあるものを身につけたいなあ、と思っている方へ。

仕事にも趣味にも自己変容にも使える、「写真撮影のスキル」は、いかがでしょうか?

もくじ

写真撮影はどんな仕事でも役立つ実用スキル

写真撮影は、「撮る人が誰か」が意味を持つことも多いもの。特にPRの文脈では「当事者が撮影した」ことが価値になることが多くあります。イベントの記録から情報発信まで、カメラ代わりになるスマートフォンが普及して以降、仕事中に写真を撮る機会は、年々増えているのではないでしょうか。

伝わる写真を撮るための技術は、情報伝達をスムーズにしたり、自分のコアスキルをアピールしたり、サブスキルとして本業をランクアップさせてくれる強い味方です。

知識というよりは実践ありきのスキルなので資格ビジネスのような広がりを見せてはいませんが、業種や職種を問わず役に立つ実用的なスキルのひとつだと言えるでしょう。

ゆっか

コロナで取材時の人数を抑えるためもあってか、ここ数年、ライター業で「写真も撮れる人」が求められるケースも増えています…!

また、撮影スキルは仕事だけでなく、プライベートな趣味としても楽しめますし、家族の思い出づくりにも役に立ちます。

ちょっとできると色々便利な写真のスキルですが、写真の撮り方を教えるとき、いつも大切にしてほしいと思っている基本姿勢があります。

それは、何より日常なにげなく使っている世界の見方とは違う、「純粋な観察者」としてのまなざしを開くことです。

写真は現実を書き換えるテクノロジー

目の前に広がる景色から、個人的な感情や思考の枠組みのフィルターを外したあと、見たい景色が見えるパースペクティブとレンズを選び、あたらしい世界を描く。

これは写真で何かを表現するプロセスを言葉にしたものですが、どこか自分の内側の世界を書き換える方法のメタファーみたいじゃないでしょうか?

写真は現実を素材とするアート。文字通りカメラというテクノロジーで「現実を書き換える」行為。メタファーのようで、本当にそのまんまのことをしているんです。

わたしは写真の撮り方を誰かに教えるとき、自分が写真の話をしているのか、変容のための心理的なアプローチの話をしているのか、わからなくなるときがあります。

「一旦、「わたし目線」を脱いで、視点をリセットしましょう」

「あなたがシャッターをした瞬間の感覚を思い出してください」

「被写体のことを何も知らない、初対面の他人になりきって、もう一度この写真を見てみてください」

撮影から完成形に仕上げるまでを教えるプロセスでは、主観と客観を行ったり来たりしながら、同じ瞬間から無数のイメージが作り出されることを体感したあと、あらためて自分は何に心を動かされるのか、その琴線の響きを伝えるにはどのパースペクティブとレンズがふさわしいのかを選択していきます。

時間をかけてじっくり取り組むなら、作品を作る過程で浄化と再構築が自然と起きるでしょう。そこまでに至らなかったとしても、写真撮影は、光や構図や視点、レンズによって物の見え方が大きく変わる、世界の多様なありようを体感させてくれます。

写真を学ぶなら、内的プロセスから取り組むのがベスト

写真の撮り方は、一般的に専門学校で教えられています。一口に写真と言ってもコマーシャルフォトから動物写真までフィールドもさまざま。基本的な技術が同じとはいえ、撮影姿勢も美意識にもかなりの幅があり、表面的なスキルから入ろうとすると、撮影者や文脈によって変わる最適解の違いに混乱しがちです。

あなたがもし、今まだ成人になったばかりで、写真全般が好きだけどどんなジャンルが向いているのかわからないというのであれば、迷わず専門学校をオススメします。でも、すでに撮りたいものが決まっている、自分のフィールドがある程度定まっているのであれば、その必要はありません。

特に、これまでのキャリアを生かしてスキルアップしたり、本業をより生かすための写真の撮り方なら、具体的な技術の前に「自分が何をどう感じ、表現したいのか」にフォーカスし、シンプルな自分なりの最適解を見出すための、内的なプロセスから取り組むのがベスト。

今のカメラはスマートフォンでも十分に魅力的な写真が撮れます。実際に取り組み始めれば、重要なのはカメラや機材の使い方ではなく、パースペクティブやフレーミングのような、「何を見るか」という内的な課題であることに気づくでしょう。

mincaでは、こうした内的プロセスとスキル習得を並行して行うフォトレッスンを、「フォトワーク」と名づけました。自分と向き合って外側のスキルと一緒に内側の世界も変えていく学びをご提供しています。

はじめる前に、無料のコンサルティングセッションをお受けいただけます。ストアーズ内「mincaWORKS」からお問い合わせください。
(↓フォトワークを個人で実践するためのTIPSを紹介しています)

mincaWORKS:https://mincaphoto.stores.jp/

ゆっか

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